成績は変わらない！？

勉強すれば、成績は上がるのでしょうか？
勉強しなければ、成績は下がるのでしょうか？

多くの生徒たちや保護者の方も勘違いされているのですが、
実は勉強しても、しなくても成績は変わりません。

例えば５科目で３５０点ぐらいの生徒がいます。（１科目の平均７０点ぐらい）
その生徒はテストがよく出来た時は、３８０点ぐらいで
悪いときは３２０点ぐらいです。
一年間で平均すると、帳尻を合わせたように３５０点になります。

この生徒は、先生や保護者がどれだけ「勉強しなさい。」といっても、
その言葉は聞こえていません。
テストの点数が３２０点になると「やばい！点数が悪い！」と感じ、
自然と勉強し、点数が３８０点だと「結構できた！」と感じ、
勉強しなくなるのです。

この「テストの点数は３５０点ぐらいだ。」というのが、
セルフイメージです。
セルフイメージは本人が作り上げるのですが、
先生や保護者の方も知らないうちに作りあげています。

成績が伸びない一番大きな原因は、自分のセルフイメージが、
なりたいセルフイメージよりも現実的でないのです。

セルフイメージを変える方法とは

では、どのようにすると
セルフイメージをなりたい自分に
書き換えることができるのでしょうか？

その答えは「そうなった体験をすること」と、
「繰り返し達成した自分をイメージすること」です。

合格できる高校や大学のオープンスクールに行くのではなく、
自分が本当に通いたい大学や高校のオープンスクールに参加し、
その学校での生活を毎日イメージする。
すると成績は知らないうちに伸びています。

テストで３５０点ぐらいの生徒が、３５０点をとるために、
必死になっていることはありません。
同じように自分のセルフイメージが４００点になれば、
４００点とるために必死になることはないのです。

１学期の中間テストが返却されてくる時期です。
期末テストに向けて、新たにチャレンジを始める前に、
まず、セルフイメージを本当になりたい自分に設定し、
チャレンジしてくださいね！