
高校受験|学校説明会レポート
箕面自由学園高校 説明会レポート
~受験生・保護者の方へ~
先日、箕面自由学園高校(みのおじゆうがくえん/豊中市) の塾対象説明会に参加してきました。
学校長・入試担当の先生方から直接うかがった内容を、高校受験を控えたお子さん・保護者の方に向けて、わかりやすくまとめてみました。
毎年この時期、私たちアシスト学習塾は各高校の説明会に足を運び、最新の入試情報を集めています。今回うかがった箕面自由学園高校は、ここ数年で大学進学実績・志願者数ともに大きく伸びている学校のひとつ。受験校選びの参考になるポイントを整理します。
1. まずは「5つのコース」を知ろう
箕面自由学園高校には、大きく分けて次のコースがあります。
【特進系】=国公立大学を目指すカリキュラム
- SS特進コース
- S特進コース
- 特進コース
【探究系】
- 文理探究コース(探究活動を軸に、多様な進路を実現)
- クラブ選抜コース(クラブ活動と両立)
ポイントは、入学後も学年が上がるタイミングでコース変更ができること。「特進で入って、頑張ってSS特進へ」「国公立志望から私立志望に切り替えてコース変更」など、お子さんの伸びや志望の変化に合わせて進路を組み直せる仕組みになっています。
2. 2026年・大学入試の結果
2026年3月卒業生(311名)の主な実績はこちらです。
- 国公立大学 109名
- 関関同立 200名
- 京都大学・大阪大学・神戸大学・大阪公立大学などへの現役合格者あり
特進系コース(約160名)のうち、現役でおよそ半数が国公立大学に合格しているのが大きな特長です。
📌 保護者の方へ:合格実績の「読み方」のコツ
合格者数は、必ず「その年の卒業生の人数」とセットで見てください。箕面自由学園高校は年によって卒業生数が大きく変わり、過去には700〜800名規模の学年もありました。2026年3月卒業は311名と小さめの学年です。
数字の大小だけでなく「卒業生に対する割合」で見ると、学校の実力がより正確に見えてきます。
探究系コースも「学力」を伸ばしています
説明会で特に強調されていたのが、文理探究コース1期生の活躍です。
「探究活動=総合型選抜だけ」というイメージを持たれがちですが、実際には共通テストや一般入試で国公立大学へ進学した生徒、海外大学へ進んだ生徒もいました。探究系コースでも、学力をしっかり伸ばす指導をしている——ここは知っておきたいポイントです。
3. 高校入試(2026年入試)のデータ
- 定員560名に対し、専願+内部進学で定員を充足
- 入学者全体は約800名規模(県外からの入学者も増加)
- 私立高校授業料無償化の影響もあり、専願での受験者が増加傾向
⚠️ いちばん大事な注意点:専願でも不合格は出ます
2026年入試では、専願で受験した生徒のうち27名が不合格となりました。
「専願なら必ず受かる」ということはありません。専願であっても、合格できる学力をきちんと準備しておく必要があります。人気が高まっている学校だからこそ、油断は禁物です。
4. 入試のしくみ(ここは要チェック)
入試問題は2種類
- 特進系コース → 入試問題1
- 探究系コース → 入試問題2
過去問の入手方法がコースによって異なります。探究系の問題対策については、当塾までお気軽にお問い合わせください。
英検「読み替え」制度
英検を取得していると、入試で得点に読み替えてもらえる制度があります。年々、英検2級以上を持って受験する生徒が増えています。
特待制度には注意点が
成績優秀者には、入学金免除などの特待制度があります。
ただし——特待の判定は「英検の読み替え点」ではなく、入試本番の素点(実際に取った点数)で行われます。英検を持っているお子さんも、入試当日の英語の得点をしっかり取りにいく準備が必要です。「英検があるから英語は安心」と考えていると、入学後に英語で苦労するケースもあるそうです。
主な併願校
豊中高校・池田高校・北野高校などを第一志望にしている生徒の併願校として選ばれています。なかでも豊中高校を受験する生徒の併願先として、最も多く選ばれているとのことでした。
5. 入学後の学び ―「自分で選ぶ」がキーワード
放課後の選択制講座「デザインタイム」
授業後の学びを生徒自身が選んで組み立てる仕組みです。高校3年生前半では36の講座が用意され、難関国公立・地方国公立・難関私大・共通テスト対策など、レベル別に細かく分かれています。講座はほぼ学校の先生が担当します。
「家で勉強する」「クラブに打ち込む」「学校で講座を受ける」——どれを選んでもよい。自分の意思で決めた学びだから伸びるという考え方が、進学実績の伸びを支えています。
クラブ活動はどのコースでもOK
SS特進などの上位コースでも、クラブ活動に取り組めます(チアリーダー部のみ例外)。実際に、SS特進から男子バスケットボールを高3の6月まで、サッカーを高3の11月まで続けながら難関大学に合格した生徒もいるそうです。勉強とクラブの両立を本気で応援する学校です。
6. 受験を考えるご家庭へ ―アシスト学習塾より
説明会全体を通して伝わってきたのは、
- コース選択も、放課後の学びも、進路も「生徒自身が選ぶ」ことを大切にする学校
- レベルを下げず、組織・教員体制を強化しながら伸びている学校
ということでした。一方で、人気が高まっているぶん専願でも不合格者が出ているのも事実です。「行きたい」という気持ちと同じくらい、合格できる学力の準備が大切になります。
箕面自由学園高校が気になるご家庭は、この3点を意識して準備を
① お子さんに合うコース(特進系か探究系か)を一緒に考える
② 入試問題のタイプ(問題1/問題2)に合わせた対策をする
③ 英検取得+本番の英語得点を、両方しっかり狙う
コース選びや対策の進め方は、アシスト学習塾でいつでもご相談を受け付けています。学校説明会・オープンスクールの最新日程についても、塾までお気軽にお問い合わせください。
※本記事は2026年に開催された塾対象説明会の内容をもとに、アシスト学習塾がまとめたものです。コース内容・入試制度・各種データは年度により変更される場合があります。受験にあたっては、必ず学校公式の募集要項・最新情報をご確認ください。




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