
【要注意】秋までに“これ”を直さないと、合格率が一気に下がります
こんにちは。アシスト学習塾です。
高校受験を控えたご家庭にとって、夏から秋にかけての時期は、まさに「合否を左右する分岐点」といっても過言ではありません。
今回は、塾現場で実際によく見る「成績が伸びない子に共通するクセ」について取り上げます。
結論から言うと、それは──
目次
- 「質問しないクセ」です。
- 「質問しない子」にありがちな3つの特徴
- 成績が伸びる子に共通するのは、「素直さ」と「質問力」
- 質問できる子を育てる「家庭の声かけ」とは?
- 「間違えるのが怖い」気持ちをほぐしてあげる
- アシスト学習塾で大切にしていること
- 秋は“仕上げ”の時期ではなく、“修正”のラストチャンス
- 最後に:合格を決めるのは“才能”ではなく“素直さ”
「質問しないクセ」です。
このクセは、一見地味で目立ちません。
でも、これが直らないまま秋〜冬に突入すると、成績が伸びないまま時間切れになる可能性が非常に高いのです。
ではなぜ、「質問しない」ことがここまで致命的なのか。具体的に見ていきましょう。
「質問しない子」にありがちな3つの特徴
1. 分からないところを“なんとなく”やり過ごす
「まあ、たぶんこうかな」
「なんとなく読めた気がする」
──こうした“なんちゃって理解”で先に進んでしまう子は、基礎が抜けたままです。
秋から冬にかけて入試レベルの問題に触れていく中で、この“抜け”が命取りになります。
2. 解説を読んだだけで「分かった気」になる
間違えた問題に赤で答えを書き、解説を読んで満足する。
でも実は、理解は表面だけ。
「自分の頭で考えて解き直す」ことをしていない子は、本番で同じタイプの問題に対応できません。
3. 「分からない」と言うのが恥ずかしい
周りに
「できない子だと思われたくない」
「こんなことも分からないって言ったら笑われるかも」。
そう思って、分からないことを飲み込んでしまう子は少なくありません。
でも、「分からない」と言えない子ほど、伸び悩みやすいのです。
成績が伸びる子に共通するのは、「素直さ」と「質問力」
逆に、成績が大きく伸びる子には共通点があります。
それは、分からないことを口に出せること。
「分からない」を恥ずかしいと思わず、先生や親にどんどん聞ける子ほど、吸収が早く、基礎も定着します。
どんなに良い教材や塾に通っていても、「分からない」を処理できない子は、そこに壁ができます。
質問できる子を育てる「家庭の声かけ」とは?
保護者の方が家庭でできる工夫も、実は大きな鍵になります。
今日からできる声かけの例:
- 「今日はどこでつまずいた?」
- 「どの教科が一番むずかしかった?」
- 「わからないところ、誰かに聞けた?」
- 「何となく分かった気がするところってある?」
“正解を求める”のではなく、“プロセスをふり返る”ことを促す言葉かけが、子どもにとっては救いになります。
「間違えるのが怖い」気持ちをほぐしてあげる
質問ができない子の多くは、「間違える=ダメ」と思っています。
だからこそ、家庭で「間違えても大丈夫」「わからないことは、成長のチャンス」と伝えてあげてください。
たとえばこんな言葉を:
- 「お母さんも、昔わからないこといっぱいあったよ」
- 「いい質問って、先生もうれしいものなんだよ」
この“心理的安全”が、子どもが質問できる心の土台になります。
アシスト学習塾で大切にしていること
アシスト学習塾では、ただ授業をするのではなく、「質問できる雰囲気づくり」を何よりも大切にしています。
- 「ここ、どうだった?」とこちらから問いかける
- 生徒の「うまく言えない」を受け止める
- 「分からない」を言語化する手伝いをする
子どもたちが「ここでは聞いても大丈夫」と思える空気を作ることで、少しずつ「質問できる子」へと変わっていきます。
秋は“仕上げ”の時期ではなく、“修正”のラストチャンス
秋になると、多くの家庭が「仕上げ」の意識になります。
でも、実際には「やり方を見直して修正するラストチャンス」なのです。
「質問しないクセ」があるかどうか、お子さんの様子を一度振り返ってみてください。
今ここで改善できれば、冬の追い込みの伸びがまったく違ってきます。
最後に:合格を決めるのは“才能”ではなく“素直さ”
高校受験で結果を出す子に共通するのは、「最初からできた子」ではありません。
「分からない」と言えて、「それを乗り越えようとできる子」です。
秋からの数ヶ月をどう過ごすかが、人生で初めての大きな挑戦をどう乗り越えるか、という土台にもなります。
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