
【模試E判定→合格】成績が伸びる子に共通する“たった一つの習慣”
「もうムリかも…」
高校3年の春。
模試でE判定を取ったあと、そうつぶやいた女の子がいました。
真面目に勉強しているはずなのに、成績が上がらない。
塾にも通い、家庭学習も続けていたのに、結果がついてこない。
彼女の表情は曇り、自信をなくしていました。
でも、そこから半年後──彼女は志望校に合格しました。
しかも、偏差値を12.5ポイント上げての逆転合格です。
この子に何が起きたのか?
その答えは、特別な参考書でも、塾の授業内容でもありませんでした。
成績が劇的に伸びた「たった一つの習慣」
彼女が変わったきっかけは、“ふり返りノート”でした。
内容はシンプルです。
- 今日できたことを3つ書く
- わからなかった問題を、自分の言葉で書く
- 明日やることを6つ書き出す
これだけ。
でも、これを半年間、毎日続けたことが、彼女の思考と行動を少しずつ変えていったのです。
なぜ「ふり返り」がここまで効果を発揮したのか?
まず、“できたこと”を書くことで、自己肯定感が高まります。
「自分にはできることがある」と毎晩確認する習慣は、勉強への前向きな姿勢を支えます。
また、“わからなかったことを言葉にする”ことで、理解の曖昧さが明確になります。
実際、彼女は「わからない」を明文化するようになってから、塾での質問が増えました。
最後に“明日の行動を6つ書く”というのは、翌日への意識を明確にする効果があります。
やることが決まっていれば、スタートに迷いません。1日の学習効率が上がり、「なんとなく過ごしてしまった日」が激減しました。
勉強に「向いてない」子なんていない
ふり返りノートを書き始めて2ヶ月目。彼女はこう言いました。
「なんか、勉強が怖くなくなったんですよ」
それは、テストの点数が劇的に上がったわけでも、全教科満点を取ったわけでもありません。
「分からない自分を受け入れられるようになった」──この感覚こそが、本当の学びのスタートなのだと思います。
保護者の方に伝えたいこと
彼女のお母さんは、毎晩10分だけ、お子さんさんのノートを一緒に眺めていました。
アドバイスをするでもなく、ただ「うん、頑張ってるね」と声をかけるだけ。
でもその一言が、娘さんにとって大きな支えだったそうです。
勉強を教えることよりも、「毎日を見てくれる人がいる」という安心感が、子どものやる気に火をつけます。
アシスト学習塾で実践していること
私たちアシスト学習塾では、この“ふり返りの力”をとても大切にしています。
ただ問題を解くだけでなく、「今日できたこと」「つまずいたこと」「次に何をするか」を言語化し、習慣として定着させる取り組みを行っています。
講師との面談でも「最近の気づき」「書いた内容」を共有し、小さな気づきを大きな成長につなげています。
逆転合格は偶然じゃない
「E判定からの合格」は、奇跡でも特別な才能でもありません。
日々のふり返りと、それを続ける力が、確実に子どもを変えます。
逆転を狙うなら、まずは今日の「できたこと」を、3つだけ書いてみてください。
その積み重ねが、半年後の未来を変えます。
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