
「あと60日もある」…本当にそうでしょうか?
私立入試が目前に迫っているこの時期、
公立高校入試は、どうしても「まだ先」のように感じてしまいます。
でも実際は、
私立入試が終わった瞬間から、公立入試までは一気に進みます。
特に
私立併願=本命は公立
というご家庭ほど、今の意識づくりがとても大切です。
公立高校入試までの流れ(近畿圏)
公立入試は府県ごとに日程が異なりますが、
多くの地域で 3月上旬〜中旬が入試本番 です。
出願・志願変更・面接・実技なども含めると、
- 出願開始:2月中旬〜下旬
- 学力検査:3月上旬
- 合格発表:3月中旬
「気づいたら入試直前」になりやすいのが、この60日間です。
点数を落とす受験生の“共通パターン”
これは毎年、必ず見られます。
- 最初の問題から順番に解いてしまう
- 難しい問題に時間をかけすぎる
- 見直しの時間が取れない
- 実力はあるのに点数に結びつかない
これ、知識不足ではありません。
「解き方の練習不足」です。
公立入試で意識してほしい4つのこと
模試や過去問演習では、必ず次の4点を意識してください。
① 制限時間を必ず設定する
→「時間内に終わらせる」練習が最優先。
② 解く順番を決めておく
→ 解きやすい問題から着実に点を取る。
③ できない問題は飛ばす勇気
→ 1問にこだわるより、1点を積み重ねる。
④ 見直し時間を確保する
→ ケアレスミスは、練習でしか防げません。
残り60日間の考え方(とても大事です)
前半:私立対策期
- 私立入試問題の演習
- 3学期内容の確認
- 私立入試に全力投球
- しっかり休養も取る
後半:公立対策期
- 過去3年分の公立入試問題で傾向把握
- 暗記項目の最終チェック
- 難問より「確実に取れる基本問題」重視
- 体調管理を最優先
ここで新しいことを詰め込む必要はありません。
「できることを、確実にする」時期です。
公立高校の合否はどう決まるのか?
多くの府県では、
- 内申点(調査書点)
- 学力検査の点数
この2つを組み合わせて判定されます。
大阪府を例にすると、
- 内申点:最大450点
- 学力検査:5教科 各90点(計450点)
- 学校ごとに「内申重視 or 学力重視」の倍率設定あり
- さらにボーダーゾーンでは
調査書・自己申告・活動記録も評価対象
つまり、
当日の点数だけで決まるわけではない
ということを、ぜひ知っておいてください。
保護者の方にお願いしたいこと
この時期、いちばん大切なのは
- 点数の話をしすぎない
- 不安を言葉にしすぎない
- 「もう十分頑張っている」という前提で接する
受験生は、
思っている以上にプレッシャーを抱えています。
環境を整えることが、最大のサポートです。
まとめ
「あと60日もある」ではなく、
「もう60日しかない」でもありません。
正しく準備すれば、
まだ60日“使える” 時期です。
やることは、もう決まっています。
あとは、一つずつ、確実に。
一緒に、最後まで伴走します。




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