◯考え方を変える。
6月になりました。
中間テストがおわりましたね。
来週からアシスト学習塾では、
1学期の懇談会が始まります。
さて、最近よく聞かれるのですが、
「成績を上げるためにはどうしたらいいですか?」
ということです。
いつもあることをお伝えしているのですが、
わかりやすく説明するために、
これからある動画を見てもらいます。
この動画は集中力を試すテストです。
成績を上げるためには集中力が大切です。
動画が英語なので、解説させていただくと、
まず、白と黒の2つのチームが出てきます。
白いシャツのチームと黒いシャツのチームです。
そして、動画が開始されると、
「白いシャツのチームのパスの回数を数える」
というものです。
白いチームのパスの回数を正確に数えることが大切です。
とても集中力が試されるテストなので、
是非、チャレンジしてみてください。
ご覧になってから読み進めてください。
この動画をご覧になったとき、ゴリラが見えましたか?
カーテンの色が変わったことに気がつきましたか??
黒のチームの人数か減ったことに気がついきましたか?
私は、最初に見た時、すべてが全く見えていませんでした。
集中力を試すテストをします。
白いチームを注意深く見てください。
とお伝えしました。
その結果、頭の中から黒チームのことが排除され、
ゴリラやカーテン、人数のことに気が付きませんでした。
◯誰がその考えを作ったのか?
私たちは「何が大切なのか」が決められると、
それ以外のものが目の前にあっても気がつきません。
ここで大切なことは、「誰がその考えを作ったのか?」ということです。
「社会の暗記ができない。」と感じている生徒は
なかなか暗記ができるようになりません。
「英語が得意だ!」と感じている生徒は、
いつもスラスラと文章の暗記ができ、
英語の問題を簡単に解くことができます。
子どもたちの“考え方”を決めたのは誰でしょうか?
子どもたち自身が“考え方”自分で決めたのでしょうか?
それとも、先生が“考え方”を決めたのでしょうか?
ご両親が決めたのでしょうか?
一度“考え方”が固定されると、さらに良い方法や
チャンスがあっても見えなくなります。
そして、子どもたちが過去の記憶を繰り返し
思い出すことによって、「私は◯◯◯だ」
という信念が生まれます。
◯どうなりたいかを決める
今までがどうであれ、「できる。」と気づき、
自信を持った時から、子どもたちは大きく変わっていきます。
そのために、最初に子どもたちと一緒に
“どうなりたいのかを決める”ことが大切です。
子ども達が思い描いた姿をいつもイメージし、
周りもそのように接することで、イメージが鮮明になります。
そして、いつの間にか、「私は◯◯◯だ」という信念に変わります。
成績をあげる勉強方法やテクニックを学んでも、
それは社会に出たときに、役立ちません。
むしろ、いかに効率良くタスクをこなすのか。になり、
最小限の努力で最大限の結果を求めるようになります。
しかし、子ども達がなりたい姿をイメージし、
それが現実になった時、自分に自信が持て、自分の行動に
誇りをもって、社会に貢献できるようになると信じています。
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