２学期を迎えるにあたって。

進化とはなんだろう。

ダーウィンは、「最も強いモノでも 、最も賢いモノでもない 。
最も変化に適応できたものこそが生き残るのだ 。」
と説いた。

水中の動物が、陸上に上がる時、
木の上で暮らしていたサルが、地上で暮らし始めた時。
それは環境の変化に対応したのだろうか？

もし、そうだとしたら、
それは進化ではなく、退化だ。
自分の意思に関係なく、
その環境しか選べなくなってしまったのだ。

慢性的に酸素不足、食料不足だった水中から、
“陸上で生活したい”と夢を見た魚がいて、
水中から陸上へ、無謀なチャレンジして
陸上での生活を勝ち取った。

豊富な食料があったアフリカ大陸から、
ユーラシア大陸へ、そして、海の向こうに渡ってみたいと
チャレンジしたから、全世界で人類は繁栄している。

周りでは、「できるわけない。」
「なんでそんなことするの。」
と言われたかもしれない。

しかし、“やってみたい”という想いを持ち、
“チャレンジしたい”をいう気持ちが起こり、
十回に行動し、新たな可能性を叶えてきた。

“やってみたい”という気持ちの中に、
進化の種がある。
環境に適応するなかに、その種はない。

いつの間にか、環境に溶け込み、
周りの意見が自分の意見になり、
“合格できる学校”で納得していないだろうか？
“今、自分にできること”の中から、仕事を選んでいないだろうか？

今、選ぼうとしているのは、
通いたい学校なのか？
働きたい仕事なのか？

２学期を迎えるにあたって、
熱い気持ちを持ち続けよう。