成績を伸ばす方法とは

成績を伸ばすには、才能が必要だと
よく誤解されているのですが、
全く才能は必要ありません。
成績を伸ばすことは技術なので、
誰でも伸ばすことができます。
今回は成績を伸ばす技術についてです。

成績を伸ばすための公式

技術にはやり方が存在します。
ここで大切なことが成績を伸ばす公式です。
成績の伸び＝学習時間×学習量×ココロの状態
で表すことができます。
学習時間については、どの教科を何時間学習したのかです。
学習量については、どんな内容（自分に合ったレベル）をどれだけこなしたのかです。
ココロの状態とは、どのような感情で取り組んだのかです。
成績の伸びはこの３つの掛け算なので、
量や時間はやればやるほど増えるのですが、
心の状態はプラスになったり、マイナスになったりします。
なので、いくら頑張っても結果がマイナスになることもあります。

ココロの状態とは

ココロの状態が大切だという話をすると、
「モチベーションを上げることが大切なんでしょ！」と
よく言われますが、これは半分正解で半分間違いです。
モチベーションを上げることは、簡単なのですが、
今モチベーションが下がった状態にいるので、
モチベーションを上げなければならない必要があります。
例えば、生徒たちに「テストでいい点とったらスマホ機種変してあげる。」と
伝えると、とても頑張って学習するとおもいます。
しかし、次のテストでは、またモチベーションがさがっていて、
またモチベーションをあげなければなりません。
これを繰り返すとやがてお互いが疲れてしんどくなり、
いずれモチベーションが上がりにくくなります。

僕たちが考えるココロのプラスの状態とは、
普段スマホをいじっている子どもたちの状態です。
YoutubeやTikTokを見たり、ゲームをしている子どもたちは
モチベーションが高いかといとそうは感じません。
でも、休み時間終わりっといっても、
まだそれを続けようとします。
楽しくてしかたがない。ワクワクしている状態。
したくてやっている状態。
これがココロのプラスの状態です。

どうやってココロをプラスの状態にするの？

僕たちがココロの状態をプラスにするためにオススメしている方法は、
オープンスクールやオープンキャンパスに参加するという方法です。
色々な学校に足を運ぶことで、自分の将来像をイメージすることができます。
すると、ココロの状態がプラスになり、行動が変わってきます。
また、保護者の方にも子どもたちと一緒に色々な学校を見学してくださいとおねがいしています。
それは、その環境を見てもらうことでどんな生徒たちが集まっているのかを知ってもらうと、
子どもたちのココロがブレたときに、プラスに戻すアドバイスがしやすいからです。

最後に

「成績の伸び＝学習時間×学習量×ココロの状態」という公式は
学習だけでなくスポーツや他の分野にも応用できます。
量と時間も大切ですが、最後はココロの状態が結果を決めます。
スポーツをしていたら、憧れの選手とあって話をする。
将来やりたいことがあれば、それをやっている方にあってみる。
すると、ココロの状態をプラスに変えることができ、
今の行動が変わります。