評価点を伸ばす学習法
今回は中学生の評価点(内申点)を伸ばす学習法についてです。大阪府の公立高校入試では、すべての学校で中学1年生から3年生までの3年間の評価点が入試の合否に関係します。また、私立入試では3年生の評価点が合否に関係する学校あります。
評価点は高校入試で大きなウエイトを占めます。その点数の取り方をしっかりと理解しておくことが大切です。
学習評価の基準
学習評価の基準については【新学習指導要領の趣旨を踏まえた「観点別学習状況の評価」実施の手引き】 のP8〜に詳細が記されています。
評価の観点の整理
新学習指導要領において、全ての教科・科目等の目標及び内容が資質・能力の3つの柱に再整理されたことを踏まえ、観点別学習状況の評価については、右図のとおり「知識・技能」、「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点に整理された。観点別学習状況の評価とは、各教科・科目の目標や内容に照らして、生徒の実現状況を観点ごとに評価し、生徒の学習状況を分析的に捉えるものである。
参照:https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/29196/00000000/R02kantenbetuhyouka.pdf
Point「知識・技能」、「思考・判断・表現」、「主体的に学習に取り組む態度」の3つが評定に影響します。
評価点はどうすればアップできるの?
評価点のアップについてですが、1、2学期の評価点はアップしやすいですが3学期の評価点はアップしにくいです。それは3学期は学年末の評価点なので、1学期から3学期の評価点の平均になってしまうからです。(私立高校入試は、中学3年生の1学期だけや2学期だけの評定を基準にしている高校もあります。学校説明に参加して入試説明をよく聞いておいて下さい。)
評価点をアップさせるポイントを3つ挙げると
1:授業態度をよくする=「主体的に学習に取り組む態度」,「思考・判断・表現」
2:提出物をきちんと期日までに提出する=「主体的に学習に取り組む態度」,「思考・判断・表現」
3:テストの点数をアップする=「知識・技能」,「思考・判断・表現」
この3つです。
テストの点数が高くても、1、2ができていないと評価点をアップすることができません。
主体的に授業に参加し、考えを述べたり、提出物を期日までに提出するように心がけましょう。
また、主要5科目以上に副科目の4科目がとても大切です。体育、技術・家庭科、美術、音楽は上手、下手がありますが、最後まで丁寧に努力することを心がけると、点数アップにつながります。
また、テスト前にテスト範囲をきちんと暗記、理解することも忘れないでください。
まとめ
中学校の評価点を伸ばすために大切なことは、日々の授業で主体的に学習に取り組む姿勢です。授業中、寝たり友達と私語をしないように心がけ、提出物を期限までに仕上げましょう。また、その日授業でわからないことがあれば、学校の先生に聞く習慣を持っておくのも良いでしょう。課外活動やその他の理由で聞きに行けない時は、塾の先生に質問して下さいね。
今日の質問
例:プリントを整理するようにファイルを持ち歩く
授業が終わったあと、先生に少しだけわからない問題を聞いてみる
副科目もテスト前に勉強できるように、ポイントをまとめておく
などなど…
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もっと詳しく聞きたい時は、公式ラインページから質問してください。
https://lin.ee/7QH8J7S
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