
さて、生徒たちと接していると、
どういう風にアドバイスするのか。
とても迷うことがあります。
怒ればいいのか?誉めればいいのか?
話をきいて、認めてあげるといいのか?
そんなとき球根の話を思い出します。
球根を育てるとき、
水をはった花瓶の上に球根の下側だけが
水に接するようにしておきます。
そして、あとは暗いところにおいておきます。
すると、白い根がでてきて、
水を吸い始め、やがて芽がでてきます。
芽がでてきても、水の量を
チェックするだけで何もしません。
するとしばらくすると葉がでてきます。
葉がでてくると、太陽の光のあたるところに移してあげま
すると自然とつぼみがつき、きれいな花が咲きます。
根が出たからといって、栄養をあたえたり、
芽がでたからといって、早く伸ばそうと引っ張ってしまう
球根は枯れてしまいます。
球根は育つ環境を用意してあげると、
自然ときれいな花を咲かせてくれます。
生徒たちと接するとき、
ここがいいところだから
引き伸そうと無理にしてしまうと、
嫌になってしまったり、
興味をなくしてしまうことがあります。
生徒たち、それぞれの環境を用意してあげる。
あとはそれぞれが自ら育って大きな花を咲かせます。
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