勉強方法で大切な3つの原則
こんにちは。
学年ビリの〇〇や脳が認める〇〇など、
たくさん勉強方法の本がありますが、
志望校合格に向けて勉強を始める場合、
どんな方法で勉強すると良いのでしょうか?
一夜漬けよりも反復練習
心理学の本を読んだり「暗記」に関して調べると、
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの名前が
必ず出てきます。彼の名前を知らない人でも、
「忘却曲線」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?
“エビングハウスの忘却曲線”の内容は次のようになっています。
20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後、には79%を忘却し、21%を覚えていた。
出典 https://www.nextglobaljungle.com/2008/12/post_373.php
そして、さらに記憶を定着させる(ずっと覚えておく)ためには、
1回目の復習をすると50%程度の記憶が維持され、
2回目の復習をすると75%程度が維持される。
3回目の復習を終えたときは長期に渡り90%程度の記憶が保持される。
出典 https://www.isshikijuku.co.jp/itogen-blog/forgetting_curve/
一夜漬けで勉強するよりもコツコツと
毎日勉強した方が成績が良くなることが、
科学的に証明されています。
結果ではなくプロセス
成績アップは次のような公式になっています。
公式:成績=量×質×心の状態
成績を上げる時、まず量をこなします。
そして、勉強の質を上げます。
最後に最も大切なのが心の状態です。
私たちのパフォーマンスは心の状態で決まります。
心の状態が良ければ、良い結果を出すことができますが、
心の状態が悪ければ、全く結果を残すことができません。
結果にフォーカスすると、悪い時、良い時が必ずあり、
心の状態が不安定になりますが、
プロセスにフォーカスすると、自分がやってきたことは
なので自信につながり、心が良い状態で保てます。
勉強は結果ではなく、自分がやってきたプロセスを認め、褒めることが大切です。
朝型の勉強スタイルがいい
ノーステキサス大学の教授が2008年に行った調査で、
朝型だと答えた学生の方が成績が良かったそうです。
(記事はこちら)
時間朝早起きすることで、自由な時間が十分に取れたり、
人間の体内時計は1日がおよそ24時間10分にセットされていて、
朝日に浴びることで24時間にリセットされることや、
ホルモンが分泌されることなど、たくさんのメリットがあります。
まとめ
今回は勉強方法についての3つの原則をあげました。
成績は量、質、心の状態の掛け算です。
どれかが1以下だと結果は成績は上がりませんし、
マイナスだと、結果は下がります。
最後に大切なことがあります。
それは“どうしても達成したい。”や
“そうなりたい。”という想いです。
その想いを継続することで必ず結果に結びつきます。
もし、勉強していて不安になったら、
一人で悩まず、先生に相談してくださいね。
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